ウォーターサーバとは?

ウォーターサーバーとは、サーバーに専用のボトルをセットしてボタン一つを押すだけで、いつでも冷水・温水が使用できる便利な給水・給湯機器です。

サーバーには、それぞれの会社が厳選した、日本各地の天然水や逆浸透膜フィルターで不純物を徹底的に除去した高純度の水がボトルで定期的に供給され、安全でおいしい水がいつでも飲めるようになっています。

サーバ本体も。買取のほかにレンタルでも提供され、会社によっては、サーバ本体のレンタル料は無料というところもあります。

ウォーターサーバで使用するボトルは、12Lを基本として、会社によってはハーフサイズなどの取り扱いやすいサイズを提供しているところもあります。
また、ボトルに詰められた水も、日田、南アルプス、富士、奥京都など、ミネラルや硬度の違う天然水や逆浸透膜(RO膜)フィルターで不純物を除去するだけでなく、理想的なミネラル配合で調整した水を提供する会社もあります。

さらに最近では、フィルターの性能向上で、工場ではなく、ウォーターサーバ自体に高性能フィルターを組み込んで、水道水を高純度のRO水に精製するものも出てきています。
フィルターの性能は、カルキ臭などの化学物質や放射性物質まで除去するほどの高性能なものが提供され、飲みなれた水道水をさらに安全性の高い水に精製してくれます。

一昔前の浄水器の性能をさらに高め、冷水器や湯沸かし器の機能を追加したものが、水道直結型のウォーターサーバといえるのかもしれません。

ほかにも、水素水サーバーの機能を持つものなどがあります。

ウォーターサーバの普及状況は?

ウォーターサーバーを導入するご家庭は年々増加しています。
業界団体の試算では、年々普及率は伸びており、近年では前年比約10%近い伸びがみられるようになっています。

水はいくらでも手に入る?

日本の上水道の普及率は、2013年時点で、97.8%。
ほとんどの家庭では、蛇口をひねると水が出てくるというのがあたりまえになっています。

しかし、日本は水の豊かな国だといわれていますが、食料自給率は39%程度です。
農産物の生産に必要な水を合わせると、世界最大の水の輸入国になっているのです。

海外に行くと、ビールよりも水のほうが高いという国は結構あります。

世界的にも水の需要は大きく伸びており、安全性の高い水は、輸入してまで手に入れようとしている国は多くあります。
あなたも、優良な取水地の土地が買い占められたりしているというニュースを目にしたことがあるかもしれません。

さらに、開発が日本の隅々にまで及び、水源地が開発の影響を受けることもないとは言えません。
日本においても、水の安全性基準を満たすことは、だんだんハードルの高い状況になってきていると考えられます。

水の安全性は?

日本においては水道水は毎日飲む水としての安心度は高いといわれています。

水道水の安全性基準は「水道法」で規定されており、ペットボトルやウォーターサーバの水は「食品衛生法」で規定されています。
それぞれに厳しい点、緩やかな点がありますが、基本的には「水道法」の安全性基準のほうが毎日飲む水として規定されており、安心できる点が多くなっています。

しかし、宮城県議会は、2021年に水道事業の民間企業への売却を決議しました。
水道事業が、インフラとして公的に運営されてきたのは、利益が出なくても安心・安全な水が誰でも利用できる環境を公的機関が提供するという目的のためでしたが、民間に譲渡されることによって、利益の出ない業務は縮小される可能性もあります。

そういったことから、日本においても、水の安全性基準を満たすことは、だんだんハードルの高くなっていく状況が考えられるのです。

安心できる水を各自が確保することは、日本においても必要なことになっていくかもしれません。